オフィスにいながら世界中とコンタクト

世界中を航海している貿易船の物資等の管理をしています。貿易船といっても、その運んでいる商品は様々で、バナナやワインといった食料品から、自動車、コンテナ、中東の国と日本を行き来している船は石油を運んでいます。私が管理しているのは貿易船の商品ではなく、乗組員の日用品であったり、船を動かすのに必要な燃料や部品の調達です。船の乗組員ももちろん人間ですから、船上で生活するために様々なものが必要になります。某有名な海賊漫画をイメージしていただければ分かりやすいと思います。

 

立ち寄った島で食料品や日用品を買って出発します。ただ、実際にはやはり漫画のように単純ではなく、いろいろと面倒な手続きがあります。船に乗せて出航するということは、家に持ち帰ることとは違い、輸出するということだからです。また、船のエンジンに関する部品の調達はとても大変です。エンジンが壊れたら船は動かなくなったり、最悪沈没してしまいます。部品はどこの国でもすぐに調達できるようなものではないので、メーカーからその船が停泊している港まで届けます。もちろん、船便で送っていては間に合わないので空輸します。

 

船の停泊予定、飛行機のフライトスケジュール、通関、国によって商品の検査も様々なので、毎日慌ただしく、時間と闘いながらの仕事です。アメリカやヨーロッパ、中東、インド、シンガポールなど、船を追いかけて様々な国に物資を届けています。日本のオフィスから一歩も出ていないのに、海外の様々な国とコンタクトを取れることが楽しく、この仕事のやりがいです。よく言われるように外国人は自由で仕事にルーズな人が多いため、イライラさせられる時も多々ありますが、そこは日本人としてのプライドを持ち、親切丁寧な対応をしたいといつも思っています。